オリジナルユニフォームはどうやって作る?手順や重要性をご紹介

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オリジナルユニフォームはどうやって作る?手順や重要性をご紹介

オリジナルユニフォームはどうやって作る?手順や重要性をご紹介

オリジナルユニフォームは、企業やスポーツチーム、学校など多様な場面で活用され、所属している団体のアイデンティティを高めるツールとして非常に人気です。

この記事では、「オリジナルユニフォーム」の種類や作成するメリット、具体的な作り方の手順に加えて、制作する際の注意点について詳しく解説します。

オリジナルユニフォームとは

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オリジナルユニフォームとは、特定の目的や組織、イベントのために独自にデザインされた衣服のことを指します。

オリジナルユニフォームは、企業の制服やスポーツチームのユニフォーム、学校行事のユニフォームなど様々な種類がありますが、共通しているのは統一感とアイデンティティを強調するために作られている点です。

 

オリジナルユニフォームの最大の特徴は、既製品にはない独自性です。

デザインから素材の選定、色の組み合わせまで、細部にわたりカスタマイズが可能です。

このため、企業や団体のブランディングに大きな影響を与え、統一感を持たせることで組織全体の一体感を高めることができます。

 

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オリジナルユニフォームの種類

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オリジナルユニフォームには、大きく分けて以下の3種類に分類できます。

企業の制服

企業の制服は、従業員が業務中に着用する統一された衣服です。

この制服は、企業のブランドイメージを強化し、従業員のプロフェッショナリズムを視覚的に表現するのに役立ちます。

また、企業の一体感やアイデンティティを高める要素としても重要です。 

 

企業の制服は表面的なデザインだけでなく、企業文化や従業員の働きやすさ、環境への配慮といった多角的な視点から設計することが求められます。

これにより、ブランドイメージの向上や従業員のチームワーク強化といった多くのメリットを享受できるでしょう。

 

スポーツチームのユニフォーム

スポーツチームのユニフォームは、チームのアイデンティティを象徴し、競技者たちの士気を高める大切な要素です。

デザインから素材選びまで、様々な要素を考慮しなければならないため、慎重な計画が求められます。

 

スポーツチームのユニフォームは単なる衣装以上の価値を持っています。

正しい手順でしっかりと計画を立てて進めれば、チームの士気を高め、パフォーマンスを向上させる最高のユニフォームが制作できるでしょう。

学校行事のユニフォーム

学校行事のユニフォームは、学生や教師が一つのチームとして統一感を持つための重要な役割を果たします。

運動会や文化祭、合唱コンクールなど、さまざまなイベントで使用されるケースが一般的です。

 

これらのユニフォームは、生徒たちの士気を高めるだけでなく、行事そのものをより記憶に残るものにします。

統一感のあるユニフォームは、学生たちのチームワークを強化し、行事を成功に導く大きな要素となるでしょう。

企業がオリジナルユニフォームを作るメリット

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企業がオリジナルユニフォームを制作するメリットとして、以下の3点が挙げられます。

愛社精神が増す

オリジナルユニフォームを作成する企業のメリットの一つとして、「愛社精神が増す」点が挙げられます。

社員にとって特別なユニフォームを着用することは、会社の一体感を形成し、社員の士気を高める重要な取り組みだといえるでしょう。

 

また、統一された服装を社員が着用することで、一体感や連帯感が自然と生まれます。

これは会社全体のモチベーションアップにつながり、個々の社員が「自分はこの会社の一員である」という意識を高める効果があります。

これによって、社員が自分たちの職場に誇りを持ち、楽しく働ける環境が整うことで、自然と愛社精神が高まるでしょう。

ブランドイメージが向上する

オリジナルユニフォームを制作し、従業員が一様に着用している姿からは、統一された企業の一貫性を示すことができます。

顧客や取引先が企業のスタッフを見る際に、同じデザインのユニフォームを着用していることは、企業が一体となっていることを示すサインになるでしょう。

 

特に接客業やサービス業においては、清潔で整ったユニフォームが信頼感を高める一助となります。

この信頼感は、リピート顧客の増加や新規顧客の獲得に繋がる可能性があり、ブランドイメージの向上につながるのです。

チームワークが高まる

オリジナルユニフォームを着用することで、全社員が統一された服装を身に纏うことになります。

これは一体感を生み出し、社員同士の連帯感を強化することに繋がります。

 

さらに、ユニフォームを着ることで役割の意識が明確になるため、各社員が自身の役割を自覚しやすくなり、業務の進行がスムーズになるでしょう。

また、ユニフォームを介して他の部署の役割も理解しやすくなるため、組織全体としての連携が強化されます。

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オリジナルユニフォームを作る手順

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オリジナルユニフォームを作るとなった場合には、以下の手順で制作を進めましょう。

制作する目的を決める

オリジナルユニフォームの制作には、何のために作るのか、その目的を明確にすることが重要です。

目的を決めることで、デザインや素材の選定、費用の見積もりなど、その後のすべてのステップがスムーズに進行します。

制作目的がはっきりしていないと、完成品が期待したようなクオリティにならないこともあるため、注意しましょう。

デザインを考える

オリジナルユニフォームのデザインを考える際の重要なポイントは、多くの要素を慎重に検討することです。

デザインは単に見た目の良し悪しだけでなく、そのユニフォームを着る人たちの感情にも大きな影響を与えます。

 

デザインを制作する際は、複数のデザイン案を用意し、関係者からフィードバックを得ることが大切です。

企業であれば、社員から意見を募るアンケートを実施すると良いでしょう。

フィードバックを基にデザインを調整し、最終的に皆が納得する形に仕上げることがポイントです。

 

業者を選定する

業者選定の際に確認すべき点は、業者の実績と評判です。

実績豊富な業者であれば、過去の成功事例や顧客のレビューなどが参考になります。

 

また、特定の分野(例えば、スポーツユニフォームや企業の制服)に強い業者を選ぶと良いでしょう。

インターネット上の口コミやレビューサイト、または直接問い合わせて情報を収集することが重要です。

発注する

発注する際にはまず見積もりを依頼します。

複数の業者から見積もりを取得し、コスト、品質、納期などの条件を比較してください。

見積もりでは、デザインの複雑さ、生地の種類、プリント方法、サイズ展開などが価格に影響します。

詳細な仕様を伝えることで、正確な見積もりを得ることができます。

 

見積もりの内容で問題なければ正式に発注をしましょう。

その際、しっかりと契約内容を確認し、契約書を交わしましょう。

発注内容、納期、価格、支払い条件、キャンセルポリシーなどを詳細に確認し、すべての条件に同意した上で契約を締結します。

オリジナルユニフォームを制作する上での注意点

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オリジナルユニフォームを制作する際には、以下の点に注意が必要です。

著作権に気をつける

オリジナルユニフォームの制作では、デザインやロゴの選定において著作権に十分に気をつける必要があります。

著作権とは、創作物を保護するための法律であり、権利を侵害することは法律違反となります。

特に、無断で他人のデザインやロゴを使用することは避けなければなりません。

社員の声を大事にする

オリジナルユニフォームを制作する際、「社員の声を大事にすること」は極めて重要です。

これは単に見た目やデザインの好みを反映させるだけでなく、実際の業務における機能性や快適性を確保するためにも欠かせません。

 

ユニフォームのデザインに関しても、社員の意見が役立ちます。

特に、ポケットの配置やサイズ、動きやすさを考慮したデザインなど、実際の業務に直結する要素については、現場での使用経験を持つ社員からのフィードバックが欠かせません。

また、ユニフォームのカラーやブランドロゴの配置など、社員の意見を反映させることで、全体的な一体感を生み出しやすくなります。

納期を確認する

オリジナルユニフォームを制作する際に、納期の確認は非常に重要なポイントです。

特にイベントやキャンペーン、シーズンスポーツの試合のように特定の日時に使用するユニフォームの場合、納期が間に合わないと大きな問題となります。

 

まず、製作会社と納期の詳細を明確にし、注文から完成までのスケジュールを確認しましょう。

製作期間にはデザイン決定、素材の選定、サンプル作成、本番製作、そして配送など多くのステップが含まれます。

制作会社によっては、繁忙期や注文量によって通常よりも時間がかかることもあるため、あらかじめ余裕をもったスケジュール設定が重要です。

まとめ

オリジナルユニフォームは、組織の統一感を出したり、ブランドイメージを高めたりするために利用されることが多いです。

さまざまなメリットがありますので、これを機に自分だけのオリジナルユニフォームを作ってみてはいかがでしょうか。