作業服に付けられるワッペンの種類は?メリットや注意点をご紹介
作業服に付けられるワッペンの種類は?メリットや注意点をご紹介
作業服に会社名やロゴを入れようとした際に、オリジナル作業服として一から作成する場合は時間やコストがかかってしまうでしょう。
そういった場合におすすめなのがワッペンです。
作業服にワッペンをつけるメリットや注意点、取り付けられるワッペンの種類について解説します。
目次
作業服にワッペンをおすすめする理由
作業服にワッペンをおすすめする4つの理由をご紹介します。
部署や部門ごとに統一することで団結力が高まる
作業服にワッペンを取り付けて、部署や部門ごとに異なるデザインやロゴを作成することで、部署や部門ごとに統一されたイメージを演出できます。
統一感のある作業服はチームの一体感を高め、従業員間の協力や連帯感を促進するでしょう。
作業服のオーダーよりもコストや手間がかからない
ワッペンは作業服の既製品に取り付けるだけで完結するため、特別なオーダーやデザインの変更が不要です。
作業服を一からオーダーするよりも手軽に取り付けられるため、コストや手間が軽減できます。
取り外しがしやすい
ワッペンは簡単に取り外すことができるため、必要に応じてデザインやロゴを変更することが可能です。
シーズンごとのデザイン変更や従業員の退職、入社などの事情によって臨機応変に付け替えることができる柔軟性があります。
ワンポイントだけでもオリジナリティを出せる
ワッペンはワンポイントであったとしても効果的にオリジナリティを表現することができます。
たとえば、袖や胸ポケットにワッペンを配置するだけで、シンプルな作業服に個性をプラスできるでしょう。
これにより、派手すぎずにオリジナルな印象を簡単に作り出すことができます。
作業服に付けられるワッペンの種類
作業服に取り付けることができるワッペンには以下の4種類があります。
それぞれの特徴やメリットを理解し、最も適した種類のワッペンを活用しましょう。
ロゴワッペン
ロゴワッペンは企業や団体のロゴマークだけをデザインしたシンプルなワッペンです。
作業服にワッペンを取り付けられるスペースが限られている場合、ロゴワッペンであれば狭いスペースでも取り付けることができるためおすすめです。
社名ワッペン
社名ワッペンはその名の通り、企業や組織の名前を刺繍したワッペンです。
特殊なフォントやデザインでない限り、既存のサイズや書体から組み合わせて選ぶため、費用を抑えられるという特徴があります。
オリジナル模様刺繍ワッペン
オリジナル模様刺繍ワッペンは、ロゴや社名だけではなくオリジナルのデザインをフルオーダーで作成し取り付ける形式のワッペンです。
個性的でユニークなデザインのワッペンを取り付けて存在感をアピールしたいという場合に適しています。
デザインを一から作成するため、上記2つのワッペンよりも費用はかかってしまう点に注意が必要です。
転写プリントワッペン
転写プリントワッペンは、デザインやロゴを特殊な転写プリント技術を用いて作成するワッペンです。
刺繍では表現できないような細かいデザインや色合い、グラデーションも忠実に再現できるためこだわったデザインのワッペンを取り付けたい場合におすすめのワッペンです。
ワッペンのデザイン選び
作業服のワッペンデザインを選ぶ際は、様々な要素を考慮することが大切です。サイズや形状、色使い、文字フォントなど、細かな点にも注意を払うことで、より効果的なワッペンを作ることができます。
サイズと形状の決定
作業服のワッペンを選ぶ際、サイズと形状の決定は非常に重要です。適切なサイズと形状を選ぶことで、作業服の見栄えが良くなり、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
色使いとコントラスト
作業服のワッペンデザインにおいて、色使いとコントラストは視認性と美観を左右する重要な要素です。適切な色の組み合わせは、ワッペンの可読性を高め、作業服全体の印象を向上させます。
文字フォントの選択
作業服のワッペンに使用するフォントは、デザイン全体の印象を左右する重要な要素です。読みやすさと視認性を重視しつつ、会社や組織のイメージに合ったフォントを選ぶことが大切です。
作業服ワッペンのフォント選びは、単なる見た目の問題ではありません。安全性や作業効率にも影響を与える重要な要素なのです。適切なフォントを選ぶことで、作業者の安全を確保しつつ、会社や組織のイメージアップにもつながります。
ワッペンの取り付け方法
作業服にワッペンを取り付ける方法は主に2つあります。アイロン接着と縫い付けです。アイロン接着は手軽で簡単ですが、縫い付けほど強固ではありません。一方、縫い付けは時間がかかりますが、より確実に固定できます。
アイロン接着の手順
アイロン接着によるワッペンの取り付けは、簡単で効果的な方法です。正しい手順を踏むことで、作業服にワッペンをしっかりと固定できます。
まず、作業服とワッペンを準備します。作業服は清潔で乾いた状態にし、ワッペンを貼り付ける場所を決めましょう。アイロン台の上に作業服を広げ、ワッペンを配置します。
次に、アイロンの温度設定が重要です。ワッペンの素材に合わせて適切な温度を選ぶことが大切です。一般的に、綿素材なら160〜180度、ポリエステルなら140〜160度程度が目安となります。
いよいよアイロンをかけます。ワッペンの上からゆっくりと押し当て、30秒ほど静止させます。この際、円を描くようにアイロンを動かすのではなく、しっかりと押し付けることがポイントです。
アイロンを外したら、ワッペンが冷めるまでそのままにしておきます。急いで剥がそうとすると、接着が不完全になる可能性があります。
縫い付けによる固定
縫い付けによる固定は、作業服にワッペンを取り付ける最も確実な方法です。この方法は、ワッペンの耐久性を高め、長期間の使用に適しています。
縫い付けを選ぶ理由はいくつかあります。まず、アイロン接着と比べて剥がれにくく、洗濯にも強いという点です。また、柔軟性があり、作業服の動きに合わせてワッペンも自然に動くため、着心地を損ないません。さらに、厚手の生地や特殊な素材の作業服にも対応できるという利点があります。
具体的な縫い付けの手順は以下の通りです。
- ワッペンを付ける位置を決め、仮止めをします。
- 糸の色をワッペンや作業服に合わせて選びます。
- 針に糸を通し、結び目を作ります。
- ワッペンの端から縫い始め、縁を一周します。
- 縫い終わったら、裏側で糸をしっかりと結びます。
ワッペンの耐久性と管理
作業服のワッペンは見た目だけでなく、耐久性も大切です。洗濯や日々の使用で傷みやすいので、適切な管理が必要になりますね。
洗濯時の注意点
作業服のワッペンを長持ちさせるためには、洗濯時の注意点を押さえることが大切です。適切な洗濯方法を守ることで、ワッペンの耐久性が高まり、作業服の見栄えを長く保つことができます。
適切な洗濯方法を守ることで、作業服のワッペンは長く美しさを保ち、職場での識別や団結力の象徴として機能し続けることができます。
長期使用のメンテナンス
作業服のワッペンを長く使い続けるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。定期的なケアを行うことで、ワッペンの見た目や機能性を保つことができるのです。
長期使用のメンテナンスを適切に行うことで、作業服のワッペンは見た目の美しさだけでなく、識別性や耐久性も保つことができます。これにより、作業服全体の寿命も延ばすことができるでしょう。
剥がれ防止の対策
ワッペンの剥がれを防ぐには、適切な取り付け方法と日常的なケアが欠かせません。まず、ワッペンを作業服に取り付ける際は、しっかりと接着または縫い付けることが大切です。
アイロン接着の場合は、十分な熱と圧力をかけ、端まで均一に接着させましょう。縫い付ける場合は、丈夫な糸を使い、細かく丁寧に縫うことがポイントです。
作業服にワッペンをつける際の注意点
作業服にワッペンをつける場合には、以下の2点に注意しましょう。
作業場に引っかかって怪我をする恐れがある
ワッペンがある箇所は、作業服より厚みが発生するため、作業場の機械や鋭利な物に引っかかると、作業者が怪我をする可能性があります。
特に突起部分やフックがあるワッペンは、注意が必要です。
危険度の高い作業場で働く場合にはワッペンの取り付け位置やデザインを検討し、突起物を極力避けるように配置しましょう。
また、製品の耐久性や安全性を確認し、作業中に怪我を防ぐための工夫が必要です。
気づかないうちに取れてしまうリスクがある
ワッペンは簡単に取り付けることができる一方で、作業中に摩擦や引っ張りが発生することで、気づかないうちに取れてしまう可能性があります。
これによって、ワッペンが作業場のどこかに落下してしまい、危険な状況が生じる可能性があります。
ワッペンを取り付ける前には、しっかりと製品を確認し適切な素材や取り付け方法を選択した上で、耐久性のある素材や確実な取り付け方法を選び、作業中の外れやすさを最小限に抑えるようにします。
また、ワッペンの刺繍糸がほつれていないかなど定期的な点検とメンテナンスが必要です。
作業服のワッペンに関するよくある質問
作業服のワッペンに関するよくある質問をご紹介します。
作業服にワッペンをおすすめする理由は?
作業服にワッペンをおすすめする4つの理由をご紹介します。
- 部署や部門ごとに統一することで団結力が高まる
- 作業服のオーダーよりもコストや手間がかからない
- 取り外しがしやすい
- ワンポイントだけでもオリジナリティを出せる
作業服に付けられるワッペンの種類は?
作業服に取り付けることができるワッペンには以下の4種類があります。
- ロゴワッペン
- 社名ワッペン
- オリジナル模様刺繍ワッペン
- 転写プリントワッペン
作業服にワッペンをつける際の注意点は?
作業服にワッペンをつける場合には、以下の2点に注意しましょう。
- 作業場に引っかかって怪我をする恐れがある
- 気づかないうちに取れてしまうリスクがある
まとめ
作業服にオリジナルのロゴや社名を入れたいけどコストをあまりかけたくない、という場合にワッペンは非常におすすめです。
今回ご紹介した4つのワッペンの中から特徴を踏まえた上で最適なワッペンを作業服に取り付けて、統一感や団結力、企業の個性をアピールしていきましょう。