作業着にどんな刺繍ができる?刺繍をするメリットや刺繍の種類をご紹介
作業着にどんな刺繍ができる?刺繍をするメリットや刺繍の種類をご紹介
作業着をオリジナルで作成したい場合、刺繍を入れたいと考えることが多いのではないでしょうか。
一口に刺繍といってもいくつか種類があったり、それぞれにメリットやデメリットがあります。
また、刺繍の方法も種類がありますので本記事では、それらの違いなどを比較しつつ解説します。
作業着に刺繍を入れるメリット
作業着に刺繍を入れることには一体どんなメリットがあるのでしょうか。
3つのメリットをご紹介します。
高級感を出せる
作業着にオリジナルの刺繍を施すことで、画一的なデザインの作業着と差別化ができ、高級感が演出できます。
また、対外的には従業員がプロフェッショナルである印象を与え、企業のイメージを向上させる効果も期待できるでしょう。
高級感のある作業着を身につけて働くことによって、従業員やお客様に対する信頼性を高める効果もあります。
作業員の見分けがつきやすくなる
部署や所属するチームごとに異なった刺繍を施すことで、多くの作業員が一緒に働いている場合に従業員を識別するのに役立つでしょう。
名札や腕章だけではすぐに見分けをつけることが難しい場合でも、所属ごとに異なった刺繍が施されていれば一眼で識別することが可能になります。
これによって円滑なコミュニケーションやチーム員同士の協力が高まり、識別が困難なことによる混乱も避けることができます。
一体感が生まれる
オリジナル刺繍を共有することで、従業員同士に一体感が生まれます。
共通のデザインやロゴは、チームビルディングに寄与し、協力心を高める効果が見込めます。
それによって、従業員は組織に誇りを持ち、共通のアイデンティティを共有することで、より団結力のあるチームとなります。

作業着に施せる3つの刺繍
作業着に施すことのできる刺繍には以下の3つの種類があります。
それぞれの特徴とともにご紹介します。
ワッペン刺繍
ワッペン刺繍は、作業着にワッペンを取り付ける形式の刺繍です。
主に企業のロゴやブランド名、または特定のデザインを施したワッペンを作成し、それを作業着に縫い付ける形になります。
ワッペンは布地に縫い付けられ、縁取りされたデザインが鮮明に目立ちます。
また、マジックテープ形式のワッペンにすることで着脱が可能になり、洗濯する際に生活に保つこともできます。
ネーム刺繍
ネーム刺繍は、個々の作業員やチームメンバーの名前や肩書きを刺繍するための方法です。ネーム刺繍は通常、胸部分や袖に配置され、名前やロゴの色、フォント、サイズなどを自由にカスタマイズできます。
オリジナル刺繍と比較すると安価に刺繍ができます。
オリジナル刺繍
オリジナル刺繍は、独自のデザインやメッセージを作業着に追加するための刺繍です。
刺繍できるデザインの自由度は幅広いですが、その分コストが高くなってしまうので、コストをかけてでもオリジナリティの高い作業着を作りたい場合に適しています。
デザインによっては作業着の耐久性を下げてしまう恐れがありますので、必ず事前に担当者に確認しましょう。
プリントと刺繍の違い
プリントと刺繍の違いを解説します。
耐久性
刺繍は布地に糸を縫い付けるため、非常に耐久性が高いです。
織り目がしっかりと固定されており、洗濯や摩擦に対して強い耐久性を誇ります。
また、刺繍は長期間にわたって繊細さを保ち、色褪せにくいという特徴があります。
一方のプリントは、インクや色を布地に印刷する方法で、耐久性は刺繍に比べて劣ります。洗濯や日常の摩擦によって、プリントが剥がれたり、色褪せたりするリスクもあります。
特に激しい使用や頻繁な洗濯にはあまり適していません。
価格
刺繍は高品質で耐久性があるため、一般的なプリントよりもコストがかかります。
また、糸の種類や刺繍の複雑さによって価格が変動しますが、一般的には高価なことが多いでしょう。
プリントの場合は、一般的には刺繍よりも安価に作成できます。
インクを布地に印刷するプロセスは効率的で、大量生産に向いているため、1枚あたりのコストが抑えられるのです。
したがって、予算に制約がある場合や大量注文の場合は、プリントの方がコスト面では優れていると言えるでしょう。
※注文数により価格は左右される場合もございます。
デザインの幅
刺繍は細かいデザインや文字を表現するのに向いていますが、色数や細部の複雑さには一定の制約があります。
複雑なデザインには向かない場合もありますが、シンプルでスタイリッシュなイメージを実現できます。
プリントは色数やデザインの複雑さに制約が少なく、写真やグラデーションなどの複雑なデザインが再現できます。
プリントは柔軟性が高いので、こだわったデザインを作成したいという場合に適しています。

作業着に刺繍する上での注意点
作業服に刺繍をする際の注意点について解説します。
糸が引っかかる可能性がある
記事に縫い付ける形の刺繍の場合、長期間着用を続けていく中で糸がほつれてしまい作業中の機械などに引っかかってしまう可能性があります。
重大な事故に繋がってしまう恐れもありますので、糸がほつれていないかを確認したり、危険な機械を用いた作業の場合はプリント形式の刺繍を選んだ方が安全でしょう。
厚手の生地を選ぶ
薄手の生地に刺繍をする場合、生地が破れてしまったり記事が傷みやすくなってしまう恐れがあります。
刺繍を施す前に、作業着の生地の厚みをしっかりと確認し、安全性を確かめた上で刺繍を施しましょう。
作業着の性能を下げてしまう可能性がある
帯電防止服やクリーンウェアなどのように高機能な作業着の場合、刺繍を施すことによってそれらの機能が低下してしまう恐れがあります。
一般的な作業着の場合は全く問題ありませんが、そういった高機能な作業着が求められる現場の場合は刺繍は避けた方がいいでしょう。
まとめ
作業着に刺繍を入れたい場合、注意点はあるもののメリットが大きいため積極的に刺繍を施しましょう。
Nippiでは、機能性を考慮した上でデザインの作成から生産、納品までを一括でお受け可能です。
どのようなリクエストであっても、可能な限りお答えいたしますのでぜひ一度お問い合わせくださいませ。