作業用アームカバーの機能と効果を高める組み合わせを解説!

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作業用アームカバーの機能と効果を高める組み合わせを解説!

作業用アームカバーの機能と効果を高める組み合わせを解説!

アームカバーは、二の腕から手首までをすっぽりと覆い隠すことで、服の汚れを防いだり日差しを遮ったりする人気のアイテムです。ただの布を縫い合わせて作ることもできますが、作業用として使用する場合は、さまざまな機能が付加された機能性が高いアームカバーを選んだほうがよいでしょう。

今回は、アームカバーの概要と活用シーン、作業用アームカバーの主な機能7つについて解説します。作業用アームカバーの効果をさらに高める組み合わせも紹介するため、用途に合ったアームカバーを選んで快適に作業したい人はぜひ参考にしてください。

アームカバーとは、腕を保護するカバーのことを指します。形状としては、筒型で二の腕部分から手首までを隙間なくガードするタイプが多く、汚れを防いだり日差しを遮ったりする目的で使用されることが一般的です。肌に直接身に着けるタイプと、服の上から被せるタイプの2種類に分かれ、服の上から被せるタイプは腕貫きとも呼ばれます。

アームカバーには冷感タイプや吸汗速乾タイプをはじめ、UVカットタイプや防臭タイプ、着圧タイプなどがあり、複数の機能を兼ね備えた商品が少なくありません。使用される素材もさまざまであり、仕事用・日常用・おしゃれ用と幅広い場面で活用されるアイテムです。中でも作業用のアームカバーは、着用中の快適性や安全性を向上させる工夫が随所に盛り込まれています。

1-1.アームカバーが活用されるシーン

アームカバーの主な活用シーンは、下記のとおりです。

  • 工事現場
  • DIY
  • 家庭菜園
  • 運動

事務作業の際に服の袖を汚れから守る目的でアームカバーを使用することもありますが、どちらかと言えば屋外作業で活用されます。長袖に着替えなくともサッと着けるだけで日光や汚れから腕を守れるため、気温が高く日差しも強い日に半袖と組み合わせる形の利用が多い傾向です。

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2.作業用アームカバーの主な機能

作業用アームカバーには、さまざまな機能が付加されています。快適な作業環境を整えるためには、アームカバーをどのような場所で使用するか、何の作業で使用するかによって機能を選択し、使い分けることが大切です。

ここでは、作業用アームカバーの主な機能について解説します。

2-1.【冷感タイプ】涼しさを感じられる

冷感タイプのアームカバーは、着用することで素肌のまま作業するよりも涼しく感じられるアームカバーです。日陰に入ると体感温度が下がることは知られているものの、屋外作業で常に日陰に入ったり長袖を着たりすることはあまり現実的ではありません。

冷感タイプのアームカバーを着用すれば、直射日光を遮るだけでなく、汗をかくと同時に気化熱作用が働き涼しく感じることができます。一度水に濡らしてから硬く絞った状態で着用すれば、より一層効果を感じられるでしょう。特に接触冷感素材でできたタイプは、肌に感じる涼感が長く続きます。

夏場の炎天下に屋外作業を行わなければならない人には、冷感タイプのアームカバーがおすすめです。

2-2.【UVカットタイプ】紫外線による肌トラブルを防げる

UVカットタイプのアームカバーは、生地の素材や織り方を工夫することで、通常よりも太陽からの紫外線をカットする機能を高めたアームカバーです。

日焼けなどの肌トラブルを防ぐためにも、屋外で作業する際には紫外線対策が必須となります。しかし、作業中に何度も日焼け止めを塗り直したり、炎天下で長袖を着て作業したりといったことはなかなかできません。

アームカバーであれば、日焼けをはじめとした紫外線による肌トラブルを防げる上、不要な場所ではすぐに脱ぐことができます。冷感機能とセットになっているものも多いため、夏場には特に重宝するでしょう。

2-3.【吸汗速乾タイプ】汗をかいてもすぐに乾く

吸汗速乾タイプのアームカバーは、作業中に汗をかいてもすぐに乾く機能を持ったアームカバーです。作業中に汗が吸収されて重くなった布が肌にまとわり付くと不快な上、腕のスムーズな動きを阻害します。

吸汗速乾は、腕にかいた汗を素早く吸収し乾燥させてくれるため、快適に作業を進めることが可能です。内側が蒸れにくいこともあり、あせもなどに悩んでいる人にも向いています。また、乾きやすいため気軽に洗濯できることも吸汗速乾タイプのメリットです。

2-4.【防臭タイプ】汗のにおいを抑えられる

防臭タイプのアームカバーは、気になる汗のにおいを抑える効果が期待できるアームカバーです。夏、特に炎天下の作業中に、ふとどこからともなく漂ってくる汗のにおいに不快感を覚えたことのある人も多いでしょう。

ダイレクトに汗を吸収し続ける上、さまざまな汚れが付着しやすいアームカバーは短時間の着用でもにおいを発しやすいアイテムです。汗臭さだけでなく汗そのものや衛生面も気になる人は、吸汗速乾機能や抗菌機能とセットになっているアームカバーを選ぶとよいでしょう。

2-5.【汚れ防止タイプ】泥などによる汚れを防げる

汚れ防止タイプのアームカバーは、主に服の上から被せて装着するアームカバーです。腕だけでなく着ている服の袖も汚れから保護するため、土や泥を扱う現場以外に事務仕事などでも活用されます。

防水・撥水加工が施されたアームカバーもあるため、水仕事の際に着用すれば汚れだけでなく水濡れからも腕や服を守ることが可能です。また、防水機能と通気性を両立させたアームカバーであれば、雨天時の作業で感じやすい不快感を緩和させることができます。

2-6.【着圧タイプ】筋肉の疲労が低減する

着圧タイプのアームカバーは、腕全体に程よく圧力をかけてくれることで、筋肉の疲労低減効果が期待されるアームカバーです。作業中に腕を動かす際、動作に必要な筋肉以外も無意識のうちに使っていたり揺れていたりすることが少なくありません。

筋肉の無駄な動きを抑えることで、疲れにくくする効果やパフォーマンスの向上効果が期待されます。また、薄手で身体へのフィット感が高く、どのような服と合わせても動きを邪魔されにくいことは着圧タイプのメリットと言えるでしょう。

2-7.【プロテクター付】刃物の衝撃を吸収する

プロテクター付のアームカバーは、腕全体の安全性に重点を置き、保護する役割を果たすアームカバーです。刃物を扱う作業や擦り傷・切り傷などを作る可能性が高い作業では、安全対策の1つとして防刃機能を持ったアームカバーを着けるとよいでしょう。

肘部分にプロテクターが入ったアームカバーであれば、転倒・転落した際の衝撃を和らげることが可能です。肘をつきながら作業する際にも、腕や肘への負担を軽減できます。

3.作業用アームカバーの効果を高める組み合わせ

作業用アームカバーの効果をさらに高めたい場合は、コンプレッションウェアとの併用がおすすめです。コンプレッションウェアは、身体に程よい圧力をかけながらぴったりとフィットすることで、筋肉の無駄な動きや疲労を抑える効果が見込まれています。

コンプレッションウェアはスポーツウェアの一種であり、身体を激しく動かすことを前提にデザインされたインナーです。そのため、体温の調節機能や伸縮性に優れており、作業用として着用する場合にも高い稼働力やパフォーマンスの向上が望めます。また、コンプレッションウェアを着用すると動きやすく感じる人も多いため、やる気を引き出す効果も期待できるでしょう。

特に春夏向けに開発されている半袖コンプレッションウェアは、冷感機能・吸汗速乾機能・防臭機能・抗菌機能などを備えています。アームカバーと併用することで上半身全体の快適性が保たれ、作業への集中力を増すことができるでしょう。

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まとめ

腕をすっぽり覆って日差しを遮りつつ汚れから守るアームカバーは、屋外作業に欠かせない便利なアイテムです。近年ではただ腕を覆うだけでなく、冷感・吸汗性をはじめとした複数の機能を付加され、ストレッチ素材を使用した着心地もよい製品が多く販売されています。

水や泥を扱う場合は汚れ防止タイプ、危険性がある作業での怪我防止にプロテクター付など、利用する場面に合った機能を選ぶことが大切です。半袖のコンプレッションと組み合わせると上半身全体の快適性を向上できるため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

作業用アームカバーに関するよくある質問

作業用アームカバーに関するよくある質問をご紹介します。

アームカバーとは?

アームカバーとは、腕を保護するカバーのことを指します。形状としては、筒型で二の腕部分から手首までを隙間なくガードするタイプが多く、汚れを防いだり日差しを遮ったりする目的で使用されることが一般的です。

アームカバーの主な活用シーンは、下記のとおりです。

  • 工事現場
  • DIY
  • 家庭菜園
  • 運動

作業用アームカバーにはどのような機能があるの?

作業用アームカバーには、製品のタイプにもよりますが以下のような機能があります。

●涼しさを感じられる

●紫外線による肌トラブルを防げる

●汗をかいてもすぐに乾く

●汗のにおいを抑えられる

●泥などによる汚れを防げる

●筋肉の疲労が低減する

●刃物の衝撃を吸収する

作業用アームカバーの効果を高めるためにはどうしたらいい?

作業用アームカバーの効果をさらに高めたい場合は、コンプレッションウェアとの併用がおすすめです。

コンプレッションウェアは、身体に程よい圧力をかけながらぴったりとフィットすることで、筋肉の無駄な動きや疲労を抑える効果が見込まれています。